通常、私達が体を痛めるのは【重力】というのが重要なファクターになっています。
体の使い方が下手だと重力に対抗するためのテコが負のパワーを生んで、特定の筋肉に何倍もの重力が掛かるわけです。

直立した時の腰に掛かる負担をを100とした時、椅子に座ると140に跳ね上がるという試算があります。
足の裏で立つ時よりも使う関節が減る、使える筋肉の種類が減れば“疲れ”は減りますが、1Gに対抗する事は立っても座って変わらないので特定の筋肉に掛かる負担は増えます。

支点と重心

ジッとする時も運動するときも、

  • より多くの関節を導入
  • より多くの筋肉で負担を分散

それこそが効率良く痛みも出にくく太りにくい身体の使い方です。

座り方がまねく重大な損傷・・・車、スクーター、ボートでの危険な座り方

1Gという重力に加え、荒れた湖面をバスボートで疾走すると下からの突き上げがきます。
一度でも体験した人なら判ると思いますが、これはもう1Gなんて優しいものではなく思い切り尻餅をついた時と同じくらいの衝撃で下から突き上げてくるわけです。

 

危険な座り方

こんな姿勢(いわゆる仙骨座り)でドライブしていたらひとたまりもありません。
先の曲げモーメントが強力に発生、仙骨を突き上げる力が、下部腰椎を引き下げる力に変換されます。しかも、強力なテコで。下部腰椎の椎間板だけでなく下部胸椎の圧迫骨折も起こしかねません。

椎骨がいっぱい重なっているので、パッと見沢山動きそうな背骨(脊柱)ですが、人間の脊柱は思ったほど動きません。動かないものを無理やり動かしたら壊れるのも当然。

安全な座り方

バズボートをドライブする時は、デスクワーや車の運転などより輪をかけて【良い姿勢】を心がけることが大事。坐骨で座る(お尻を突き出してモモの裏で座るくらいが良い)、脊柱の彎曲(生理的彎曲)をしっかり作る。衝撃は股関節と生理彎曲で逃がすことが出来ます。

昨今流行のビッグスクーターに乗っている若者諸君にも口を酸っぱくして言いたいところですが、まぁ聞く耳を持たないでしょうなぁ。伊藤も10代だったら聞きません。
10年後にヒーヒー言いたくなかったら、せめてその姿勢のまま不意に段差などは超えないように注意して下さい。『不意』でなければそう簡単には壊れませんから。

 

坐骨でしっかり座るためのケア

坐骨でしっかり座れるようにするには柔軟な股関節が必要です。
すでに凝り固まっている人は、頑張っても上のダメな座り方になってしまうです。モモ裏とお尻を徹底的にストレッチしましょう。

ハムと殿筋のストレッチ

 

慢性痛は痛いところの所為ではありません。機能していない部分に本当のコリがあります。
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